Self-Standing Sentences

TETSUYA MACHIDA MIDWINTER WORKS SET AT FFS_LOUNGE GALLERY
2016 23,JANUARY. 6,FEBRUARY.20,FEBRUARY.13:00-16:00


http://machidatetsuya.com
iam@machidatetsuya.com



Sentence of as a fragment /  like rain drops

Sentence of as a fragment / like rain drops 2016


too humanistic stance construct / 2016 Reconstruction

too humanistic stance construct (X Scale Unit) / 2016 Reconstruction


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Anti-rectangle to lead a certain waterway

Anti-rectangle to lead a certain waterway


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 以前より横書き言語の頁を捲るとエレベーターで下の階に降りるかの「落下(垂直)」を、この国の縦書きでは顎が固定された瞳の上下反復が「水平(ランドスケープ)」を、本来の言語表象とは逆説的なパースペクティブとしてむしろ感じることがあり、「縦書き」が示す「水平」の広がりに、構築の足がかりがあると考えていた。加えてそういった構造構想の「取りつく島」として、一年前には拾った枝に依存する浅薄再開した「拵え」の基本構造を吟味し、自立「文節」的に捉えると、それらの併置は謂わば詩的陰影を含んだ広がりを持つ。
 アーティクルのメタスケールとして一過的な「ヒトガタ」を加えた小品群の構想構築を経て、「水平」「詩」的な広がりを、環境に探すと森や高地の起伏の中、池(沼)が在り、つまり「楕円の広がり」を予感させる併置構造として、暫くこの取り組みを続けてみようと考えた。
 振り返ると35年前に原型的な仕事をしている。


追記

 今回のラウンジギャラリーでの設置は、時節柄もあり、積極的な「個展」を意識したものではない。一般公開するつもりのない記録撮影に特化した展開としたが、三日だけ在廊し、真冬の奇特な観客に都度直接応じる時間は取った。よって展覧会の告知というより内省的なものであり事後報告的なものとなる。よって幾つかの設置は展開を予定している形態の縮小モデルのようなものもある。

http://machidatetsuya.com/2016/selfstandingsentences.html


1981
Dysprosium / Kanagawa Prefectual Gallery Hall / Yokohama 1981


 - カントは、「人間の適正な理性的認識は、どこまで可能なのか」「人間の理性は、経験を超えた(先験的な)「超越的」真実在(すなわち物自体)と、どのように関わるべきなのか、関わり得るのか」についての、境界策定・基準設定(メタ規定)を行うことで、「超越的」なものに対する考察・関与(すなわち形而上学)の余地を、適正な形で復興しようと試みた。これがカントの「批判哲学」であり、「超越論哲学」(先験哲学)である。 – wikiより